おがたエッグファームの歩み

tikuzan

周囲をぐるりと田園に囲まれた小高い竹山の上に建つ鶏舎は、一年中風通しがよく、大気のよどみもなく風が通り抜けます。この場所に養鶏場が建ったのが今から50年前、父、私と引き継いできた養鶏の仕事も私で3代目になります。

バブル崩壊後の規制緩和による厳しい価格競争の経験から、私たちのような小規模な養鶏場が生き残るためには、高品質で高単価なたまごの生産しかないと考え、私があとを継いだ20年前に、それまでの飼育数3万羽を1万羽へ大幅に減らしました。

そうすることで、鶏1羽1羽に目が届くようになり、餌や飼育環境の改善を行いながら、鶏を健康に育てるという私たちの目的が少しづつ実現し、その結果品質の高いたまごを生産できるようになりました。竹林かぐや姫たまご、オメガ3ナチュラルエッグもそうした私たちのたまごづくりの思いが結集したものです

 2010年、F2C(フレンチフードクラスター)が来日した際、フランスの食品クラスターブルーブランク-ルが提唱する「家畜の健康、人の健康、地球の健康」をコンセプトとしたヘルシーファーミングの考え方を知り、私は翌年フランスを訪問。農家、スーパー、企業が、確信をもってヘルシーファーミングの考え方を取り入れている姿を目の当たりにし大変共感しました。

 2011年に九州地域バイオクラスター推進協議会とフランスの食品クラスター・ブルーブランクールの提携によりヘルシーファーミングプロジェクトがスタートすると、私はメンバーとして参加し、良質な食品を供給するために定めた同プロジェクトの品質規準を基に、飼料と卵の定期的な検査・分析を始めました。

 その後もブルーブランク-ルとの交流を深め、飼料設計の変更を何度も重ねた結果、2014年、必須脂肪酸を豊富に含むオメガ3ナチュラルエッグの生産にこぎ着け、販売をスタートしました。
鶏の飼育環境の整備、四季の変化に応じた飼料の設計にさらに工夫を加え、日本の食文化に合うたまごとして品質向上を目指していくつもりです。

今後は地元の農家とも協力し、良質な飼料生産ならびに供給体制の整備、良質な肥料としての鶏糞の再利用など地域の自然環境や農業の発展にも貢献できる養鶏のあり方を模索していきたいと考えています。

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